楽しみとなる趣味を持つことは脳にも好影響
楽しみとなる趣味を持つことのメリットとして、脳の活性化も挙げられます。趣味を持っていて充実した生活を送っている人は脳が活性化されている人が多いと言われています。脳を活性化することでストレス軽減にもつながり、心身に好影響を与えることができます。
趣味を持つことでの脳に与える効果
継続して打ち込める趣味を持つことで脳を活性化することが出来ます。仕事で使う脳と、趣味で使う脳とでは違いがあります。仕事で使う脳は左脳(言語、論理)が中心で、趣味で使われる脳は右脳(イメージ、空間認識)が中心です。計画、創意工夫、実行といった面からも趣味は前頭葉の機能にも大きな影響を与えてくれるのでフル活用出来ます。これが趣味を持つことで脳が活性化される理由です。
意欲を向上させよう
自分の好きな趣味を持つことで、自分の意志で何かに取り組むことが出来、心から楽しめます。それを続けることによって、趣味に関する知識や技術が高まり、さらに意欲や向上心を持ち、深い喜びを得ることが出来ます。
脳のバランスを整えること
仕事で使う脳は専門領域の部分に偏っています。頭を使っているからと言って偏ってしまってはストレスが溜まりますし、それを続けることによって脳に障害が生じてしまうこともありますから注意が必要です。
ストレスを解消する
現代社会で生活をすればストレスはつきものですし、避けることは難しいでしょう。ですから上手にストレスを解消して生活をすることが必要です。ストレスは一定のことに執着することで生まれ、拡大していきます。あるいは選択肢がいくつかあり選ぶことが出来ない状態の時にもストレスは生まれます。このようなストレスは理性で解決することが困難なため気晴らしが必要で、このような時こそ趣味は役に立ちます。気晴らしとは大事なことから逃げたり、ごまかしたりすることではなく、心をリフレッシュして問題に対する解決の力を蓄えることです。
物忘れ防止になる
物忘れは前頭葉の機能が衰えることによって発生します。趣味での多くは前頭葉の働きが欠かせません。あまり脳を使っていないような趣味に思えても、実際は高度な精神活動が前頭葉で行われていますから趣味を持つことで物忘れの防止にも役立ちます。
趣味がもたらしてくれる人との交流
趣味には数人で行うものと単独で行うものがあります。数人で行うものには同じことをすることで仲間意識や交流が持てます。同じ目標を持つことで良好な人間関係が築けます。単独で行う趣味は孤独に思えてしまいがちですが、そのようなことはありません。もの作りの趣味であれば、その作品をほめられたりすることで充実感を得ることが出来ます。趣味がない人は今から趣味探しをしましょう。